自宅まで赴き回収、利便性向上狙い
米ウォルマートは12月21日、物流大手フェデックスと連携し、ECのウェブサイト「ウォルマート・ドットコム」で購入した用品を返品する場合は購入者の自宅までウォルマートのスタッフが赴き、無料で引き取るサービスを始めると発表した。
ウェブサイトや専用アプリから申し込み、集荷希望の日付を印刷したラベルを印刷して商品の入った箱に添付。自宅を訪れたフェデックスのスタッフが回収する。購入者にとっては店舗や集荷センターを訪れる手間を省略できるのが魅力。
自宅でラベルを印刷できない場合は、ウェブサイト経由で取得したQRコードをフェデックスの拠点に持ち込めば返品ラベルを印刷できる。ウォルマートはウェブサイトの利便性を向上、アマゾン・ドット・コムなどに対抗していきたい考えだ。
(藤原秀行)