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サプライチェーン関連職、高度な知識・スキル備えた人材はコロナ禍でも需要増

サプライチェーン関連職、高度な知識・スキル備えた人材はコロナ禍でも需要増

英系人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパンが独自調査、転職時に最大10~20%給与アップと分析

英系人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパン(RWJ、東京)は1月27日、複数の言語に精通し、高度な知識や専門スキルを備えている人材の採用と給与水準の動向に関する産業・職種別の2021年版調査結果のオンライン発表会を開催した。

全体の傾向として、新型コロナウイルスの感染拡大で経済情勢は厳しいが、英語を扱えるバイリンガルの人材不足が顕著になっており、外資系企業などが積極的に採用していると分析。コロナ禍でeコマースの利用が伸びているのに伴い、デジタル・EC関連職で採用が増えていると指摘した。

サプライチェーン関連職では、物流・海運の領域は企業がコロナ禍のダメージから迅速に回復し、採用を再開していると説明。サプライチェーンを強化するため、調達や品質管理、EHS(環境・安全衛生)、業務改善の領域で求人が増えていくと予測した。

併せて、オペレーション改善やITを用いたサプライチェーン最適化でスキルを備えたスペシャリストの需要が高まるとの見通しを示した。

サプライチェーン関連職が転職する際の給与は、品質管理などの領域で優れたスキルを持つ人材は前職から最大10%、特に需要がある領域では場合によっては20%のアップが見込まれると解説した。

RWJのジェレミー・サンプソン社長は「今はコロナ禍であっても、国内の雇用市場では少子化の影響による労働力人口の減少と慢性的なスキル人材不足、英語を扱える人材の不足が続く。経済の回復に伴って採用活動の勢いが戻った際は、従業員に提供する価値を的確に定めることと、採用プロセスを迅速化することが優秀な人材獲得競争で優位に立つ上で最も重要なポイントになるだろう」とアドバイスした。

調査は日系や外資系グローバル企業の日本における採用活動の状況などを踏まえて独自に分析、毎年公表している。


サンプソン社長(2020年撮影)

(藤原秀行)

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