CBREが福岡支店にコンサルティング部門新設、物流施設など事業用不動産に対応

CBREが福岡支店にコンサルティング部門新設、物流施設など事業用不動産に対応

ワンストップで調査から運営管理まで提供

シービーアールイー(CBRE)は1月28日、福岡市の福岡支店にコンサルティング部門を同1日付で新設したと発表した。3大都市圏以外で同部門を設けるのは初めて。

福岡支店では従来、オフィスビルやリテール(路面店舗)、物流施設の売買・賃貸仲介、各セクターの施設管理などのサービスを中心に展開してきた。新設したコンサルティング部門は事業用不動産の売却・取得や開発に関するアドバイザリーサービスを提供するとともに、企業が保有する不動産についても、特性やニーズに合わせ、最適な利用・活用や収益向上をサポートする。

福岡支店の山根徳男支店長は「コンサルティングサービスを新たにスタートすることで、売買をはじめとして、マーケット調査から商品企画~設計・施工~リーシング~運営・管理まで、事業用不動産に関わる全てのサービスを“ALL CBRE”でお客様にワンストップで提供することが可能となる」と強調。

福岡支店のコンサルティング部門責任者を務めるCBREバリュエーション・アドバイザリー&コンサルティング・サービス本部西日本カバレッジ部福岡ディレクターの永松真吾氏は「福岡では都市部における大規模再開発や周辺地域での大型物流施設の開発が、今後さらに進んでいくと考えられる。このような時期を迎えるに当たり、開発アドバイザリーに限らず、新型コロナウイルスの影響により加速する多様な働き方に至るまで、不動産の視点から、課題に対する最適なソリューションの提供を目指し、お客様のお役に立てるよう努めてまいる」とのコメントを発表した。

(藤原秀行)

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