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[PR]非接触で作業時間も短縮、電子受領の実運用が始まった

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北海道ロジサービスが納品書の電子受領開始
ツナグテの伝票運用効率化サービスを採用

株式会社TSUNAGUTE

コープさっぽろの関連会社である北海道ロジサービスが、TSUNAGUTE(ツナグテ)の伝票運用効率化サービス「telesa-delivery(テレサデリバリー)」を導入した。電子受領によって押印や紙伝票の仕分け、保管、探す、返却するといった業務をなくすことからDXをスタート、ペーパーレス化に向けて取り組みを進めていく。 (進行役:本誌編集部)


北海道ロジサービス 高橋 徹 執行役員常務(左上)
エバラ物流 女屋 輝敏 営業部長 システム担当(右上)
TSUNAGUTE 春木屋 悠人 代表取締役(下)

1人当たり1日2時間の作業が発生

──コープさっぽろの関連会社である北海道ロジサービスは2020年10月、「コープさっぽろ江別センター」に商品を納品するエバラ物流、大塚倉庫の2社と、ツナグテのテレサデリバリーを利用して納品伝票の受け払いを電子化する実証実験を行いました。その結果、業務の効率化や非接触などの効果を確認できたことから、同12月に本稼働に移行しました。まずはその経緯と狙いから。

北海道ロジサービス 高橋 徹 執行役員常務「当社はかねてよりロボット倉庫や自律搬送ロボットなどを導入して自動化・機械化を進めていました。コープさっぽろが20年3月にデジタル推進本部を設置してDXに本格的に乗り出したことを受け、当社もさらに取り組みを加速しています。しかし、事務作業の効率化は決め手を欠いていました。RPAの導入も行っていますが、現場には依然として伝票をはじめ紙が溢れています。ファクスも多い。これを全て電子化したいという狙いからツナグテとコンタクトを取りました」

ツナグテ 春木屋 悠人 代表取締役「具体的には伝票にまつわる事務作業と検品の効率化についてのご相談を受けました。われわれツナグテは伝票のペーパーレス化を提案しています。当社で全国の工場や物流センターの作業員約400人にアンケートをとったところ、現状では1人当たり1日平均40枚の伝票を処理し、そのために毎日平均2時間をかけていました。また別の調査で、関西大の宮本勝浩名誉教授に依頼して物流業界の紙伝票の電子化による経済効果を試算したところ、約3533億円に上ることが分かりました。『道路輸送』だけの試算なので鉄道や航空、海上輸送まで含めればその数倍になる。莫大な効果です」

「ただし、ペーパーレス化は一足飛びには実現しません。その前に伝票の形式を統一する必要があるからです。そこで今回はまず、電子受領の実証実験から始めませんかとご提案しました。テレサデリバリーのシステムが印刷した納品伝票のQRコードを、スマホアプリでスキャンして電子サイン、そのままデータを保管します。これによって納品書をベンダーごとに保管して返却する必要がなくなります。問い合わせを受けた伝票を、保管している束の中から探し出す必要もありません」

「電子受領に変わることで、ベンダー側ではドライバーが伝票を持ち帰るのを待たなくても、納品先でサインが完了した時点で受領を確認できるようになります。数量の訂正や異常もリアルタイムで把握して素早く対応できます」

電子受領導入による業務の効率化

電子受領導入に関するお問い合わせはこちら

──エバラ物流は今回の実証実験に何を期待したのですか。

エバラ物流 女屋 輝敏 営業部長システム担当「当社は焼肉のタレなどを製造するエバラ食品工業の物流子会社で、全国配送網をパートナー企業と運営しています。売上構成は約3分の2が外販で、食品メーカー約20社に対して共同配送サービスを提供しています」

「当社では従来から一般的な複写式の伝票に代えて、A4用紙を上下に二分割してQRコードを印字した独自の伝票を運用しています。ドライバーが持ち帰った伝票をコピー機で読み込むことで自動的に受領印を確認して消し込むことができます。テレサデリバリーを採用すれば、さらに納品先で電子サインをもらった時点で消し込みができるということから、取り組みに参加しました」

──実証実験の成果は?

ツナグテ・春木屋「伝票の受領・仕分け・保管に関わる作業時間は、1回当たり3分かかっていたものが30秒に短縮されました。問い合わせを受けた伝票を探す時間も、1回当たり5分から2分になりました。今回の実証実験ではさらに、入荷予定情報と実際の伝票のデータを同じ画面上で突き合わせられる仕組みを作りました。従来は北海道ロジサービス側で入荷予定情報をダウンロードして、検品用のチェックリストを作成、ドライバーから受け取った伝票と一つ一つ目検で確認していましたから、その効果も出ています」

北海道ロジサービス・高橋「タブレットでQRコードを読み込んで数量を確認し、電子サインするという流れは、まったく問題なく現場に受け入れられました。操作もシンプルで使いやすいとの声が上がっています。ただし、実証実験に参加してもらったメーカーは2社ですが、これを全てのベンダーの協力のもとで広げていかないと効率は上がりません。そこでコープさっぽろにも協力してもらい、これからベンダーへの声掛けを進めていきます」

伝票の電子化からDXが始まる

エバラ物流・女屋「今回は紙の伝票は残した上で受領印だけ電子化したわけですが、それでもドライバーは受領書を持ち帰って処理する手間がなくなりました。紛失や提出漏れの恐れもありません。北海道以外のパートナー企業でも、テレサデリバリーを使ってみたいというところが出てきていると聞いています」

「伝票の完全なペーパーレス化にはまだ時間がかると思います。そこで当面は先ほどの当社の独自システムを運用しながら、テレサデリバリーとの連携の可能性を探っていく考えです。同じQRコードにテレサデリバリーの情報を一緒に盛り込むことで、システムを大きく改修することなくDXのレベルアップを図れるとみています」

北海道ロジサービス・高橋「当社では続いて、ツナグテの入出荷予約受付システム『telesa-reserve(テレサリザーブ)』の導入を進めています。待機時間の解消に役立つだけでなく、どのトラックがいつ何を運んでくるのかが分かると、事前に受け入れ準備ができる。検品の負担をより軽減できると期待しています」

ツナグテ・春木屋「伝票のペーパーレス化は物流DXを進める格好の糸口です。既に各社の物流はWMSの仕組みも含めてかなりのレベルで最適化されていますが、企業の枠を超えて効率化を進めようとした時、WMS同士を連係させるのは非常に困難です。それを現状では紙の伝票でつないでいるわけです」 

「今や手書きの伝票などまずありません。つまり各社とも既にデータは持っている。ところがそれをわざわざ紙に落として取引先に手渡し、取引先でもまた同じ情報をパンチングしています。その伝票を電子化して企業間をつなげば、現場はずっと楽になります。持続可能な働き方、持続可能な物流を実現できます。その仕組みを提供し、ユーザーのDXを促進していくことがツナグテの役割です」

株式会社TSUNAGUTE

〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-3
https://www.tsunagute.co.jp/ 
TEL:050-1742-3670

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