2万平方メートル、電動牽引車など業務効率化に注力
日本通運は2月3日、米国の現地法人が米アラバマ州ハンツビルで開発を進めていた新たな拠点「ハンツビルロジスティクスセンター」が完成したと発表した。同1日に営業を開始した。
新センターは延べ床面積が2万543平方メートル、このうち倉庫面積は1万9513平方メートル。2021年度に完成車の生産を本格的に稼働させる予定のマツダとトヨタ自動車の合弁会社Mazda Toyota Manufacturing(MTMUS)が製造するマツダモデルの自動車部品の DC(ディストリビューションセンター)業務を担う。
MTMUSの生産と同期したサービスを提供するとともに、主要な物流パートナーとしての地位確立を目指す。自動車部品用の台車や電動牽引車、シューターラックなどを採用、業務の効率化にも注力する。
併せて、新拠点竣工を筆頭に、米国南東部での部材サプライヤー関連の各種事業やセットメーカーの取り扱いのほか、自動車産業に限らず新規開拓を行い、グループの事業基盤強化を図る。
新センターの外観(以下、いずれも日本通運プレスリリースより引用・クリックで拡大)
倉庫の内観
(藤原秀行)