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レジ無人化支援システムの米スタンダード・コグニション、ソフトバンク系ファンドなどから157億円調達

レジ無人化支援システムの米スタンダード・コグニション、ソフトバンク系ファンドなどから157億円調達

5年間で5万店舗以上への導入目標

AI(人工知能)を駆使した小売店舗のレジ無人化システムを手掛ける米国のスタートアップ企業スタンダード・コグニション(SC)は2月17日、ソフトバンク系の投資ファンドなどからシリーズC(事業が基盤に乗り株式公開を視野に入れている段階)の投資ラウンドとして、1億5000万ドル(約157億4000万円)の資金調達を完了したと発表した。

資金調達の総額は2億3610万ドル(約247億8000万円)に達した。

SCに投資したのはソフトバンクグループの「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」。他にも世界最大の機関投資家ネットワーク、トラステッド・インサイトや韓国の総合商社SKネットワークスなどが新規で参加した。既存の投資企業からも追加投資を受けた。

SCのシステムは店舗の天井に取り付けたカメラが来客の行動を画像認識し、手に取ったり買い物かごに入れたりした商品を自動的に把握。支払いはスマートフォンのアプリ経由で済ませられるため、来客がレジに並んだり、自ら商品のバーコードをスキャンしたりする手間を省けるのが特徴。

既に海外の数店舗で導入されており、2021年以降は数百店舗へ拡大、今後5年間で5万店舗以上への導入を目指している。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド2を運営しているソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズの投資ディレクター、セレーナ・ダヤル氏は「小売業界はEC業界との競争力を高めるため、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する必要がある。顧客のショッピング体験向上を目指す小売業者とともに、レジ精算が不要な技術の導入を促進するスタンダードとパートナーになれることを楽しみにしている」とコメントした。


米ヒューストン大の構内で2020年に開設した、スタンダードのレジなしチェックアウトシステムを導入した店舗(スタンダード社提供)

(藤原秀行)

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