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SBSHD、物流施設を今期末に2倍弱の90万坪まで拡充へ

SBSHD、物流施設を今期末に2倍弱の90万坪まで拡充へ

横浜で7月竣工の新センターに東洋最大級の「AutoStore」導入を計画

SBSホールディングス(HD)は2月19日、東京都内の本社で2020年12月期連結決算の説明会を開催した。

鎌田正彦社長は、3PL事業の成長促進へ拠点となる物流施設を現状(昨年12月末)の53万1000坪から今後1年で2倍近い90万5830坪まで拡大する計画を明らかにした。

昨年買収した東芝ロジスティクス(現SBS東芝ロジスティクス)の倉庫20万坪、今年1月に完全子会社化した東洋運輸倉庫の1万8000坪に加え、SBSリコーロジスティクスとSBSロジコムが神奈川や千葉で開発・賃借する予定。新たに愛知県一宮市と千葉県富里市でも倉庫用地を確保しているほか、既存倉庫の建て替えによる増床も検討しているという。

また、以前より進めている物流現場の自動化・省人化に向けた先進的技術活用の一環として、今年7月に横浜市で竣工、同11月にオープン予定の「横浜金沢センター」で大規模な機械化を図る計画を明らかにした。

SBSリコーロジスティクスが大塚商会の「たのめーる」向けセンターとして運営する予定で、バーコード検品や機械学習による検品レス、DPS(デジタルピッキングシステム)、搬送コンベヤーなどを積極的に活用。さらに、オカムラが取り扱っている自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」も、東洋随一の規模で導入する。

このほか、宅配事業の効率化をサポートする次世代配送端末を構築し、配送の最適経路設定や置き配、電子決済・サインに対応、ドライバーの負荷軽減にもつなげていると解説。今秋以降、SBSロジコムの3PL業務を担う既存拠点を手始めに次世代型の仕分けロボット導入などを段階的に進めるとともに、有望な先進技術を持つITベンチャーの開発支援や共同研究、新設する物流施設への設計段階からの自動化・省人化技術導入などを引き続き推進する姿勢を見せた。

鎌田社長はSBSロジコムのセンターでのロボットの試験的導入について「できるだけロボットで行える業務はロボットにやらせ、その業務を担っていたパートタイムの方々は別の部分で活躍していただくことを考えている」と語った。


横浜金沢の新センター完成イメージ(SBSHD提供)

(藤原秀行)

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