マイナス70度を厳格管理
米製薬大手ファイザーの日本法人とDHLグローバルフォワーディングジャパン、全日本空輸は2月29日、ファイザー製新型コロナワクチンの日本への輸送を開始したと発表した。
第1弾は2月12日にベルギーから成田空港へ到着しており、その際の作業の模様を公開した。3社で連携し、マイナス70度という厳格な温度管理を施しながら、安全に日本までワクチンを届ける体制を確立。引き続き、輸送を担う。
DHは「過去数カ月間、厳格な輸送要件を満たすため、日本のスペシャリストチームはファイザー、ANAと連携し、世界中のネットワークを活用して入念なインフラ計画・戦略、ストレステストに多くの時間を費やし、安全なワクチン輸送方法を確立した」と説明している。
初回輸送分の日本到着の様子(3社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)