ビジネス専門学校が運営、アフターコロナ見据え
鴻池運輸は2月19日、空港の構内や周辺で稼働するフォークリフトのオペレーター向けに技能講習を行う「成田フォークリフト教習センター」を千葉県成田市に4月開設すると発表した。
正式オープンに先立ち、専用のウェブサイトを公開、受講者の募集を開始した。
同社が2017年5月に運営を承継した「成田航空ビジネス専門学校」がセンターを設置。20年6月に完成したグランドハンドリング(地上支援業務)コースの実習場と同じ場所に位置している。
鴻池運輸は14年から千葉市内で安全品質研修センターを展開、フォークリフト運転技能講習を提供している。新型コロナウイルスの感染拡大で航空貨物需要が高まっているため、アフターコロナを見据えて同校にも技能講習を展開する。
講習料は運転免許を保持している人向けの31時間コースで3万7950円。まだ運転免許を持っていない人向けの35時間コースも7月に始める予定で、4万1250円と設定。さらに44時間の英語コースは10月にスタートを計画しており、外国人の受講者も受け入れていく。
講習イメージ(以下、いずれも鴻池運輸プレスリリースより引用)
講習で用いるフォークリフト
(藤原秀行)