本数は3分の2程度に抑制、通常ダイヤ復帰は1カ月程度めど
JR東日本は2月19日、福島県沖地震で架線を支える電柱が傾くなどしたため一部区間で運転休止が続いている東北新幹線に関し、2月24日に全線での運転を再開すると発表した。
現在は那須塩原駅~一ノ関駅間で運転を見合わせているが、このうち仙台駅~一ノ関駅は2月22日の始発から、那須塩原駅~仙台駅間は同24日の始発からそれぞれ運転する。
ただ、当面の間は一部の区間で速度を抑えて運転する必要があるため、列車本数は通常の3分の2程度に減らし、所用時間も東京~仙台・森岡間では1時間程度長くなるという。JR東は「1カ月程度で通常ダイヤに戻すよう、引き続き復旧作業を進める」と説明している。
(藤原秀行)