既存拠点への顧客誘致など推進、新規開発時の資金調達多様化なども図る
シーアールイー(CRE)とグループでファンド運用などを手掛けるストラテジック・パートナーズ、山九の3社は3月4日、山九が抱えている物流アセットの最適化に向け、基本協定書を同1日付で締結したと発表した。
物流施設の開発や管理、情報システムや自動化設備の導入支援といったCREが持つノウハウを生かし、山九が国内外で保有・運営している物流拠点への顧客誘致や有効活動を進める。
山九は中長期的課題として、「筋肉質な収益体質構築」と「グローバル化推進」を掲げており、新規物流施設開発の際の資金調達手法多様化、拠点再編なども図る。物流施設の流動化・証券化や海外の拠点開発も視野に入れているとみられる。
(藤原秀行)