コンテナ船離礁受け会見、足止めの船舶は400隻超
海外主要メディアの報道などによると、スエズ運河庁のオサマ・ラビア長官が3月29日夜に記者会見し、同運河をふさぐ形で座礁していた大型コンテナ船「エバーギブン」が同日離礁したのを受け、現場で足止めを食っていた船舶の運航が正常化するのに3日から3日半程度を要するとの見方を示した。
運河内や周辺で渋滞していた船舶は同日時点で422隻に上っているという。ラビア長官は運航を再開した3月29日夕刻から翌30日の朝(現地時間)までにまず113隻を通す予定を明らかにした。
「エバーギブン」の離礁作業の様子(スエズ運河庁ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)