24年2月ごろ竣工見込む
ラサール不動産投資顧問は4月14日、同社が組成した特定目的会社(SPC)を通じ、大阪市住之江区の土地を物流施設の開発用地として取得したと発表した。
今回取得した土地は2万5571平方メートルで、延べ床面積が約5万平方メートルの物流センターを建設することを想定。2024年2月ごろの竣工を目指し、複数テナントにも対応可能な施設を開発する。
計画地は倉庫や事業所などが集積する工業専用地域の大阪湾岸エリアに位置し、24時間365日のオペレーションが可能。阪神高速15号堺線の玉出ICから約2・5キロメートルに位置し、大阪南港コンテナ埠頭から約6キロメートル、大阪中心部へ約10キロメートルと大阪市内を中心とした一大消費地の中にあり、近郊都市部にもアクセスが良好。
また、大阪メトロ四ツ橋線「北加賀屋」駅から約1・5キロメートルと、都心部からのアクセスの良さと人口の多いエリアを徒歩圏内にカバーしていることから、ラサールは従業員の確保が比較的容易とみている。
プレスリリースより引用
同社の永井まり執行役員は「本物件は最寄り駅から徒歩圏内と市街地にほど近い立地でありながら、365日24時間のオペレーションが可能、かつ関西圏の主要な物流インフラである大阪港も利用しやすいという好立地が最大の特徴になっている。鉄道、陸上輸送、海上輸送のあらゆる交通アクセスへの優位性を活用し、物流効率化に大きく貢献し得る高機能な立地」とアピールしている。
(ロジビズ・オンライン編集部)