セブン-イレブンとソフトバンク、建物内でロボットがコンビニ商品配送の実証実験

セブン-イレブンとソフトバンク、建物内でロボットがコンビニ商品配送の実証実験

エレベーターで異なるフロアを自動的に移動、東京湾岸のオフィスビルで6月末まで実施

セブン-イレブン・ジャパンとソフトバンク、同社グループでロボット事業を手掛けるアスラテックの3社は4月20日、三菱電機や東急不動産の協力を得て、ソフトバンク本社が入居するオフィスビル「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」(東京都港区海岸)で自律走行型配送ロボット「RICE(ライス)」を使ったセブン-イレブンの商品配送に関する実証実験を同21日に始めると発表した。

ソフトバンク社員がセブン-イレブンの商品を専用ウェブサイトからスマートフォン経由で注文すると、同ビル内のセブン-イレブン店舗で店員が棚から集めてRICEに搭載、同じフロアの指定された場所まで届ける実証実験を1月18日から試験的に実施している。4月21日以降はエレベーターを自動で操作、RICEが異なるフロアにも移動できるようにする。期間は6月末まで。

セブン-イレブンは実験を通じ、建物内でロボットを使って商品を届けるサービスの実用化を目指す。


ロボット配送の様子(3社プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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