過去には衝突防止システムも、事故防止へより踏み込んで対応
AI・ロボティクスの技術を活用したソリューションを手掛ける東京大初のベンチャー、TRUST SMITHグループのスタートアップ企業SMITH&FACTORYは5月31日、無人フォークリフトの開発に着手したと発表した。
工場内物流や流通現場における事故防止・労働力不足の解消・作業効率の向上を目指す。
近年、機械技術の発達により生産の合理化が進み、搬送におけるフォークリフトの需要が増加している。一方、 フォークリフトによる労働災害の死傷者数は年間約1900人と長年横ばい傾向にあり、危険な状況が続いている。事故原因としては、転倒・転落・落下・追突などが挙げられる。
SMITH&FACTORYは以前から、フォークリフトによる事故の問題に注目しており、過去には「フォークリフトの衝突防止システム」を開発してきた。
東京大発スタートアップTRUST SMITH傘下のSMITH & FACTORY、フォークリフト衝突防止システムを開発
今回は衝突事故だけでなく、フォークリフトに関わるあらゆる事故を未然に防ぐため、より踏み込んで「無人フォークリフト」の開発に着手することにした。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)