千葉・四街道の日東物流、10月からトラックなど全車両内で完全禁煙へ

千葉・四街道の日東物流、10月からトラックなど全車両内で完全禁煙へ

従業員や家族の受動喫煙防止重視、駐車中も対象

千葉県四街道市で冷凍・チルド帯の食品を中心に手掛ける日東物流は5月31日、トラックや社用車など、同社が保有する全車両を対象に、10月1日から車内の完全禁煙化に踏み切ると発表した。運転中と停車・駐車中のいずれの場合も禁煙とする。

同社は経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2021(中小規模法人部門(ブライト500))」に認定されるなど、従業員の働く環境向上に努めている。禁煙についても、これまでに安全衛生委員会が主体となって社内で従業員向けの禁煙キャンペーンを展開、非喫煙率が5割を超えており、将来の100%達成を目指している。

物流・運送業界のイメージ改善や、従業員や家族の受動喫煙防止、喫煙者の衣服に着いたニコチンなどの有害物質による“三次喫煙”の発生回避のため、より対応を強化することにした。

同社は「社会の変化や業界の課題に積極的に対応し、新しい時代に求められる最高の輸送サービスを提供するため、より良い方向へ変化し続ける」とアピールしている。

(藤原秀行)※イメージ写真は日東物流提供

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