アマゾンとバロー、生産食品のオンライン販売・宅配を名古屋などで開始

アマゾンとバロー、生産食品のオンライン販売・宅配を名古屋などで開始

注文から最短2時間、愛知中心に順次拡大へ

アマゾンジャパンは6月30日、東海・甲信越・北陸・近畿地方を地盤に食品スーパーを展開しているバローホールディングス(HD)と連携し、アマゾンの有料会員向けサービス「Amazon Prime(アマゾンプライム)」の一環として、生鮮食品のオンライン販売を同日スタートしたと発表した。注文を受けてから最短2時間で配送する。

配送エリアは愛知県の名古屋市と清須市の2市(一部エリアを除く)で、今後も同県を中心に順次拡大していく予定。

対象エリアのプライム会員はアマゾンのウェブサイトか専用アプリを通し、バローの実店舗で取り扱っている野菜や果物、精肉、鮮魚、店内で精米した米や総菜、焼きたてのパン、バローのプライベートブランド(PB)商品など数千点をオンラインで選択可能。注文を受けた後、バロー店内の専門スタッフが商品を選び、アマゾンの配送網で届ける。配送の時間は正午から午後10時で、注文当日または翌日の2時間単位で指定することが可能。

両社は今年3月、バローの商品配達を今夏に開始する方針を公表していた。オープンを記念し、6月30日から7月13日までの間、チルド食品や菓子、飲料、調味料など50種類以上の商品に関して20~50%値引きして販売する。


ウェブサイトとアプリの画面イメージ(アマゾン提供)

(藤原秀行)

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