佐川急便、AIで配送伝票の入力自動化へ

佐川急便、AIで配送伝票の入力自動化へ

フューチャーアーキテクトと共同開発スタート

 佐川急便とSGシステム(京都市)は12月4日、ITに関するコンサルティングなどを手掛けるフューチャーアーキテクトと共同で、AI(人工知能)を活用した配送伝票の入力自動化システムの開発を始めたと発表した。

 伝票に書かれた手書きの情報を自動的に認証、システムに入力する仕組みの確立を目指す。

 佐川は繁忙期には1日当たり100万枚の配送伝票を扱っている。システムを開発、実用化することで大幅なコスト削減と業務効率化を図る。

 将来は入力以外の業務についても、人間とAIが協働する次世代のモデル構築を図りたい考え。

(藤原秀行)


佐川急便の伝票(同社ウェブサイトより)

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