ギークプラスの物流ロボット50台、三菱倉庫のEC向けセンターで採用

ギークプラスの物流ロボット50台、三菱倉庫のEC向けセンターで採用

棚搬送タイプで業務負荷軽減、フジテックスが導入支援

※本文を一部追加しました

ギークプラスは7月5日、同社のAIを活用した無人搬送ロボット(AMR)「EVE P500R」50台が、三菱倉庫が7月1日に埼玉県三郷市で開設したEC向け物流センター「SharE Center misato」に採用されたと発表した。

同センターへの導入に際し、ギークプラスは物流センター構築支援のフジテックスと連携、同社がEVE導入をサポートした。

「EVE P500R」は商品の入った棚を持ち上げ、入出荷作業エリアへ自動で搬送するタイプ。ギークプラスは仕分けを担う庫内スタッフが物流センター内を歩き回らずに済むため、大幅な業務負荷軽減につながるとみている。

フジテックスによれば、EVEが搬送する専用棚は981台に上る。同社がEVEを活用した庫内のオペレーション設計などを支援した。

同センターは面積が約5560平方メートル。ロボットなどの先進技術を最大限活用し、EC事業者の入出荷や在庫管理を効率化する。


「EVE P500R」の使用イメージ(ギークプラス提供)

(藤原秀行)

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