専用ボックスに荷物、車内販売準備スペース活用を想定
JR西日本と傘下でトラック運送を担うJR西日本マルニックス、福山通運の3社は7月6日、受託した荷物を山陽新幹線で運ぶ「貨客混載輸送」の事業化に向けた検討を開始し、今後実証実験などを進めると発表した。
新幹線を活用した貨客混載は東北新幹線や九州新幹線などでも進められている。新型コロナウイルスの感染拡大で旅客輸送は大きく落ち込んでおり、新たな収益源確保を目指すJR各社による取り組みはさらに加速しそうだ。
検討中のスキーム
福山通運で開発中の専用ボックスに入れた荷物を、山陽新幹線の車内販売準備スペースに設置して輸送。駅間の輸送については、JR西日本グループが請け負う。
(ロジビズ・オンライン編集部)