30キログラムまで運搬可能、アプリ使い素早くセットアップ
ロボット製造などを手掛けるKeigan(京都府精華町)は7月15日、自律移動ロボット(AMR)「KeiganALI(ケイガンアリ)」の限定販売・出荷を同16日に開始すると発表した。
KeiganALIは30キログラムまでの荷物を運搬可能で、使いやすさを追求したAMR。
手持ちのスマートフォンやタブレットからアプリを使用して素早くセットアップをスタート、地図やタスクの設定もアプリ上で直感的に行えるようにしており、レイアウトや作業内容の変更にも迅速に対応可能。
センサーで周囲の環境を把握し、周辺地図の作成と自己位置推定を行うSLAM技術を採用し、高速なマップ作成と自己位置測位を行う。レーザースキャナーと複数の障害物センサーを搭載し、人や障害物を自動で避けながら荷物を運ぶ。
地図を作成して自律移動を行うガイドレス運転だけでなく、カメラによるライントレース(床面のライン追従)による高精度な走行も可能。安価なラインテープを使用するため、一般的な磁気式テープの場合と比べて、現場の初期投資を抑えることができるという。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)