遠隔コミュニケーションアプリ「Buddycom」と連携開始
企業向けの遠隔コミュニケーションアプリ「Buddycom(バディコム)」を展開しているサイエンスアーツ(東京都新宿区神楽坂)は7月28日、Buddycomが日本システムウエア(東京都渋谷区)の提供する産業用スマートグラス「RealWear HMT-1」と連携を開始したと発表した。
スマートフォンやタブレットを使ってその場の映像をリアルタイムでグループ全員に配信できるBuddycomの機能「ライブキャスト」が100%ハンズフリーで実現可能となった。
ライブキャスト機能は2020年1月にリリース。離れた場所にいてもワンタッチで瞬時に、かつ複数人に音声と映像を共有できるこの機能は、誰でも簡単に、確実に実現できる“デスクレスワーカー”遠隔支援のためのソリューションとして好評を得てきた。
一方、「スマートフォンを手に持つことなく100%ハンズフリーでライブキャストを行いたい」「目線の位置で映像を確認したい」「手振れ補正の付いているハードウエアでBuddycomを利用したい」といった要望も受けていたため、対応することにした。
「RealWear HMT-1」は音声で操作する100%ハンズフリーのAndroidスマートグラス。装着すると目の前に映し出された情報を見ながら音声で操作することができるため、両手を自由に使えるようになり、特に「危険な場所での作業」「手が汚れる作業」「両手が離せない作業」などの場面に適している。
また、強風による粉塵が内部に入り込まず豪雨でも浸水の恐れがない防塵防水規格のIP66を満たし、2メートルの落下に耐える耐衝撃性や手ぶれ補正機構、通常使用でフルシフト(9~10時間)の運用に対応するバッテリーも備えている。
ユーザーはスマートフォン、タブレット、PC(Windows版開発中、β版提供可能)でリアルタイムに映像を確認することができる。自動録画されているので保存期間内であればいつでも見返すことが可能。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)