テナント3社が利用、敷地内共用部に車両待機場所も設け混雑回避図る
プロロジスは8月19日、兵庫県猪名川町で開発中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川2」に、Hacobuが展開しているトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を導入することを決めたと発表した。
同施設は8月26日に竣工する予定。同サービスのうち、受付や作業ステータス管理、データ分析の各機能を入居予定のテナント企業3社が利用できるようにする。トラックの待機時間削減と業務効率化が狙い。
プロロジスパーク猪名川2では併せて、敷地内共用部にトラックの受付・待機スペースを設置。専有部分のトラックバースは入出庫作業に集中できるようにし、混雑回避を図る。
Hacobuによると、MOVO Berthは大和ハウス工業、三井不動産、野村不動産と連携、各物流施設の入居企業へ提供しており、新たにプロロジスへも提供を開始する。
「プロロジスパーク猪名川2」(右側)の完成イメージ。左は今年11月完成予定の「プロロジスパーク猪名川1」(プロロジス提供)
(藤原秀行)