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大和ハウスや豊田自動織機など5社、AI自動フォーク活用した物流施設の荷物積み降ろし自動化事業を正式発表

大和ハウスや豊田自動織機など5社、AI自動フォーク活用した物流施設の荷物積み降ろし自動化事業を正式発表

花王と日立物流、イオングローバルSCMも参加、実際の物流施設で実験し23年度の普及実現目指す

大和ハウス工業と豊田自動織機、花王、日立物流、イオングローバルSCMの5社は9月17日、物流施設の入出荷作業効率化に共同で取り組むと正式発表した。

AIを搭載した豊田自動織機製の自動運転フォークリフトを活用、トラックの運行と連動させ、荷物の積み下ろしを自動化することを想定している。物流施設では深刻な人手不足を受け、庫内作業はAGV(自動搬送ロボット)を使うなどして自動化・省人化を図る機運が高まっているが、入出荷は作業が複雑なことなどから機械化の着手が遅れているのが実情のため、各社の技術やノウハウを持ち寄り、現状を打開したい考え。

各社は作業を効率化して物流領域の温室効果ガス排出削減につなげるとともに、依然として指摘されている物流施設でのドライバーの長時間待機の問題を解消したいとの意図もある。


AI搭載自動運転フォークリフト(各社提供)

大和ハウスが各社間の調整役を担い、花王とイオングループの物流施設で実証実験を積み重ね、2023年度にはAI搭載自動フォークリフトを活用した作業効率化が普及するようにすることを目標としている。

経済産業省資源エネルギー庁が展開している、AIやIoTなどの先進技術を生かして輸送効率化を図る公募事業に同16日付で採択、交付金が出ることが決まった。5社の共同実証事業として展開する。

事業期間は24年3月までで、21年度はまず積み降ろしの自動化技術の確立を目指す。フォークリフトはカメラで撮影している周囲の画像をAIが分析し、トラックの荷台の位置やパレットの場所などを認識、無人でも安全に積み降ろしできるようにする。

作業の効率化へ、AI自動運転フォークリフトの利用と併せて、トラックの運行計画を事業者間で共有し、入出荷のタイミングに合わせてトラックが適当な時間で物流施設に到着できるよう支援するシステムを構築。AI搭載自動運転フォークリフトと連動させることを計画している。

さらに、車体と荷台を分離できる「スワップボディコンテナ車両」を使い、AI搭載自動運転フォークリフトが作業しやすくすることも検討していく。



事業の概要(各社提供)

(藤原秀行)

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