物流倉庫の技術委員会でシステムのインターフェース標準化目指す
ラピュタロボティクスは9月30日、経済産業省が推進する「『ロボットフレンドリーな環境』を実現するためのプロジェクト」に参画したと発表した。
「ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会」の「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」に設置される物流倉庫テクニカルコミッティー(技術委員会)に加わり、同日から活動を開始する。
経産省は施設管理、小売、食品製造など人手不足が顕著な分野へロボットを導入していく上で、導入コストの低減につながるロボットを使いやすくなる「ロボットフレンドリーな環境」の整備が重要と強調。2019年秋に「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」を設置し、必要な要件などの検討・整理を進めてきた。
20年度からは同タスクフォースを「ロボット革命産業IoTイニシアティブ協議会」の下に位置付けるとともに、分野ごとにテクニカルコミッティーを設け、環境の実現に向けた検討を加速させている。
ラピュタロボティクスは、物流倉庫テクニカルコミッティーでロボティクス関連企業を代表し、これまで蓄積してきた物流現場でのロボティクスシステム導入・運営の経験を活用して、日本のマテリアルハンドリング・ロボット・上位システム(物流ロボット制御システム)インターフェース標準化を目指して検討する予定。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)