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佐川、オプティマインドの配送経路最適化サービスを全国の業務に導入へ

佐川、オプティマインドの配送経路最適化サービスを全国の業務に導入へ

試験導入で効果確認、ドライバーの負荷軽減と効率化図る

佐川急便とオプティマインドは10月4日、オプティマインドが手掛けているラストワンマイルに特化した配送経路最適化サービス「Loogia(ルージア)」を佐川の配送業務に同5日から導入すると発表した。

佐川の集配業務で用いている情報端末と、AIを駆使してリアルタイムで最適な集配順序の決定を行うLoogiaをAPI連携し、従来はアナログで行っていた集配順序の決定をシステム化。ドライバーの負荷軽減と業務効率化を図る。

ドライバーが出発前に行っている集配先の位置確認やルート決めなどをLoogiaが自動で済ませるとともに、配達の進捗や再配達など集配状況に応じてルートを随時再計算。常に最適な経路を走行できるようにする。

両社は2020年8月に実地検証し、同11~12月にはLoogiaを配送現場へ試験導入。このうち実地検証は14日間実施し、配達個数は時間帯指定を含め80個で業務経験年数や習熟度の異なるドライバーが参加。ルート組みや配送に要する時間と走行距離の3点について、現状とLoogiaを用いた場合で結果を比較したところ、いずれの点も短縮効果を確認できた。

その後の試験導入は全国で約500人のドライバーが手掛ける集配業務で展開。利用後のアンケート結果を見ると、特に職務経験が浅かったり、担当エリアの習熟度が低かったりしたドライバーから継続的な利用を希望する声が寄せられた。営業所の管理担当者からも新人ドライバーや応援ドライバーには特に有効で、職務経験が浅くても即戦力化が期待できるとの評価が聞かれた。

一方、Loogiaを既存のドライバー端末に搭載する際の操作性の向上や、配送業務におけるドライバーノウハウのアルゴリズム化など、より効果的に業務効率化を目指すための課題も顕在化したという。両社は引き続き、課題解決に向けて継続検討しており、全国でLoogiaを利用した結果を生かして精度向上を図る考えだ。

オプティマインドは日本郵便とも配送経路効率化で連携、Loogiaを同社の配送経路最適化に活用している。


運用イメージ


検証結果(いずれも両社プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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