広島・福山~静岡・据野間
福山通運は10月5日、一度に多くの荷物を運ぶことが可能で、ドライバーの負荷軽減や温室効果ガスの排出削減にもつながると期待されている「25メートルダブル連結トラック」の運行を、新たに福山主管支店(広島県福山市)~裾野営業所(静岡県裾野市)間で同4日に開始したと発表した。
国土交通省が2019年8月、ダブル連結トラックの対象路線拡充を公表したのを受けて新路線を開設。「福山主管支店~国道2号線~山陽自動車道福山東IC~東名高速道路裾野IC~裾野市1号線~裾野営業所」を走行する。
同社は17年10月に国内で初めて25メートルダブル連結トラックの運行をスタート。今回が6路線目となる。
同社内でダブル連結トラックを運転する可能性のある有資格者(牽引免許保有者)は9月末時点で1578人に上り、今後さらに台数を増やす予定。
25メートルダブル連結トラック
出発式の様子(いずれも福山通運プレスリリースより引用)
※以下、プレスリリースより引用
【概要】
1 路線目:2017年10月から「愛知県北名古屋市⇔静岡県裾野市」間で運行開始
2 路線目:2019年12月から「栃木県栃木市⇔岩手県北上市」間で運行開始
3 路線目:2021年3月から「広島県福山市⇔福岡市東区」間で運行開始
4 路線目:2021年7月から「愛知県北名古屋市⇔埼玉県入間市」間で運行開始
5 路線目:2021年7月から「山口県下関市⇔広島県福山市」間で運行開始
(藤原秀行)