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凸版、最長2キロメートル離れても通信可能な資材管理向けタグシステム開発

凸版、最長2キロメートル離れても通信可能な資材管理向けタグシステム開発

100万個以上を個別に管理するクラウド型システムも実現

凸版印刷は10月5日、最長で約2キロメートル離れていても通信が可能な資材管理向けアクティブタグ「ZETag(ゼタグ)」と、個々の「ZETag」の位置情報を把握できるクラウド型システムプラットフォーム「ZETagDRIVE(ゼタグ・ドライブ)」を開発したと発表した。

「ZETag」はボタン電池で駆動し、固有のID情報を自ら発信するアクティブ型のタグ。省電力で広域の通信が可能な技術「LPWA」の通信規格の中でも基地局を少なく抑えられ、IoTに適しているZETAのプロトコルを使用しており、500~2000メートル(通信環境や使用条件により増減する場合があり)離れていても基地局との通信が可能。

従来のパッシブ型RFIDタグで必要とされていた、リーダーでタグを読み取る作業やアンテナを内蔵したゲートの通過動作が不要で、広い倉庫や屋外でパレットやカゴ車などの所在を自動で管理できるようになるのがメリット。

「ZETagDRIVE」は、基地局が検知した「ZETag」からの情報を収集・記録・管理するクラウド型システムプラットフォームで、同時に100万個以上の「ZETag」を管理することが可能。

同社は10月、「ZETag」と「ZETagDRIVE」に通信基地局を組み合わせた実証実験キットの提供を開始する予定。ZETA関連事業で、2025年度までに約50億円の売上げを目指す。

※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)

モデル名 サイズ(mm) 防塵防水レベル 電池容量 取得データ
ZETag® 標準版 63×35×9 IP55(専用ケース使用でIP68) 620 mAh ZETagID
ZETag® RFID搭載版 86×54×7 IP55(専用ケース使用でIP68) 225 mAh ZETagID・RFID・温度
ZETag® 薄型版(*) 86×54×3 非防水 22 mAh ZETagID・温湿度
ZETag® GPS搭載版(*) 65×43×9.4 IP55 620 mAh ZETagID・GPS

「ZETag」および「ZETagDRIVE」の特長

最長で約2000mの長距離通信
LPWA通信規格ZETAのプロトコルを使用しており、500~2000m(通信環境や使用条件により増減)離れていても基地局との通信が可能。

電波の減衰を防ぐ新設計のアンテナ搭載
スタッフ(神奈川県横浜市)と共同開発し、新たに設計したアンテナを搭載。電波強度減衰の影響を受けやすい金属製の資材に取り付けても長距離通信を可能とした。

低消費電力
「ZETag」は、ボタン電池で駆動。本来ZETAは双方向での通信を特長としているが、「ZETag」ではタグから基地局への単方向通信に固定、さらに送信電波強度を10mWに設定した。これにより消費電力を大幅に低減することが可能となり、30000回以上の通信を実現する(620mAhの電池を使用時)。

100万個以上の大規模アクセスサポートを実現
物流用途では数万~数十万個の資材を同時に管理するシーンも想定される。そのため、「ZETagDRIVE」では分散アーキテクチャを採用することで、100万個以上の「ZETag」の同時アクセスをサポートする。

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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