ニトリや東京建物、東急不動産が福岡市のアイランドシティ港湾関連用地に進出へ

ニトリや東京建物、東急不動産が福岡市のアイランドシティ港湾関連用地に進出へ

倉庫・配送センターなど整備を計画

福岡市は10月8日、同市内のアイランドシティ港湾関連用地に関し、ニトリや東京建物、東急不動産などに分譲する方針を決定したと発表した。

アイランドシティは博多湾に整備された人工島で、既に多くの物流企業などが進出済み。福岡市が5~7月、新たに同用地の2区画への進出を公募していた。

2区画は、分譲申し込み面積が4万982平方メートルのA区画と、3万9306平方メートルのB区画。A区画はニトリに約77億3300万円、B区画は東京建物を代表として東急不動産、西日本新聞社、丸紅も参加するグループに約118億1900万円でそれぞれ分譲する。

ニトリは倉庫・配送センターなどを開設する計画。倉庫は地上4階建て、延べ床面積12万2000平方メートルを想定し、2025年1月の操業開始を見込む。

東京建物などのグループも倉庫・配送センターなどを予定しており、倉庫は地上6階建て、延べ床面積14万8213平方メートルを見込む。創業開始は24年1月となる見通し。

(藤原秀行)

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