物流展で初公開
プラスオートメーションは10月11日、現在サービス・商品開発中の3次元ソーティングロボット「t-Sort 3D」と汎用AMR(自律搬送ロボット)「AMB-J」シリーズの取り扱いを開始すると発表した。
10月13~15日に東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2021」で初めて公開する。
「t-Sort 3D」は浙江立镖机器人有限公司(Zhejiang LiBiao Robots)製の立体型仕分けロボット。高さ方向の空間の有効活用が可能で、床への据え付け(アンカー)が不要なのが特徴。仕分け間口の数やサイズも調整できる。仕分け完了後に仕分け箱をラック単位でまとめて回収可能な設計としている。
「t-sort 3D」(以下、いずれもプラスオートメーション提供)
プラスオートメーションは仕分け先数の多い物流現場、特にECオーダー別や店舗別仕分けや返品仕分けに最適と解説している。
「AMB-J(Auto Mobile Base-Jack)」シリーズはShanghai Seer Intelligent Technology Corporation製のSLAM式AMRで、可搬重量は150キログラム、300キログラムの2種類を準備中。ジャッキアップ機能を備え、カゴ車やカート、パレタイズ商品などを無人で積み込み・搬送・荷卸しすることが可能。
人との共存が可能なように安全設計を施し、数十台まで同時連携できるようにしている。
「AMB-J」シリーズ
(藤原秀行)