ネットスーパー立ち上げ支援の10X、新たにECアプリで商品のロッカー受け取り機能に対応

ネットスーパー立ち上げ支援の10X、新たにECアプリで商品のロッカー受け取り機能に対応

第1弾は東北地盤のドラッグストア薬王堂、順次店舗拡大へ

インターネットスーパー立ち上げ支援を手掛けるスタートアップ企業の10X(テンエックス、東京都中央区東日本橋)は10月14日、EC支援アプリ「Stailer(ステイラー)」で、新たに購入した商品のロッカー受け取りの機能に対応したと発表した。

第1弾として、10Xの支援を受けてECを展開している東北地盤のドラッグストア薬王堂が、PacPortの提供するスマートロッカーを利用し、10月18日から薬王堂のスマホアプリ「P!ck and」で注文した商品を、最短2時間で、店頭のロッカーで受け取ることが可能なサービスを始める。

注文時に受け取り時間を指定しておくと、店舗スタッフがその時間までに商品をロッカーへ入庫。利用客は注文時に指定した時間枠の間で都合が良いタイミングを選んで来店、同アプリを通じてロッカーを解錠し商品を受け取ることが可能になる。対応は店舗の営業時間内。

まず、薬王堂の岩手矢巾店で提供を開始した後、利用動向に応じて、順次対象店舗を拡大する予定。薬王堂と10Xは今年3月から「ドラッグストアDX推進プロジェクト」を進めており、今回の取り組みもその一環。既にドライブスルー(車上)受け取り、レジ受け取りを展開しており、完全非接触で好きなタイミングに受け取ることができるロッカー受け取りを選択肢に追加、一段と便利な顧客体験を提供できるようにしたい考え。


ロッカー受け取りのイメージ(10X提供)

(藤原秀行)

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