新千歳や伊丹、福岡から羽田、非接触のニーズに対応
日本航空(JAL)とCBcloudは10月14日、出発地の空港で預けた手荷物を滞在先のホテルで受け取ることができる手荷物当日配送サービスの事業化に向けた実証実験を10月18日に始めると発表した。
両社は昨年12月、高松空港と羽田空港間で同サービスの実証実験を行っており、第2弾となる。今回は12月17日までの間、札幌(新千歳)、大阪(伊丹)、福岡の各空港からJAL便で羽田空港へ向かう利用客を対象に、手荷物を当日中にホテルへ届ける。料金は1個当たり税込み1500円で、ホテルは東京・千葉の特定エリアが対象。
併せて、他の国内空港から羽田空港に向かう利用客の手荷物を羽田空港で預かり、滞在先ホテルへその日のうちに配送するサービスも行う。こちらは1個当たり税込み1200円。
輸送はCBcloudに登録しているドライバーが担う。新型コロナウイルスの感染拡大で非接触の配送ニーズが強まっているのに対応。手荷物を持ち運ぶ手間を省き、利用客の利便性を高める狙いもある。
※両社提供
(藤原秀行)