人材採用や店舗運営に充当
生鮮鮮食品の早朝宅配サービス「モーニング・エキスプレス」を手掛けるスタートアップ企業のカノエ(東京都目黒区青葉台)は11月1日、ANRI4号投資事業有限責任組合がリード投資家を務め、Gazelle Capitalを引き受け先とするシードラウンド(企業創立期)の第三者割当増資を実施したと発表した。
既存引き受け先のイーストベンチャーズ3号投資事業有限責任組合からの出資分を含め、総額約6200万円の資金調達が完了した。
モーニング・エキスプレスは生鮮食品を午後10時までに注文すれば翌朝7時までに玄関先へ配達している。完全置き配型の早朝ルート宅配方式を採用することで、費用を抑え、忙しいユーザーに配慮した確実な受け取りを可能にしている。
調達した資金は事業を加速するための人材採用と東京都目黒区内での本格的な店舗運営に充当する予定。
共同創業者の原佑理子氏(左)と間部秀規氏
(いずれもカノエ提供)
(藤原秀行)