オカムラ、兵庫・尼崎の新物流拠点で「100%CO2フリー電力供給」利用へ

オカムラ、兵庫・尼崎の新物流拠点で「100%CO2フリー電力供給」利用へ

今年12月に稼働開始、日鉄興和不動産が提供

オカムラは11月1日、関西エリアの物流拠点を移転集約し、日鉄興和不動産が兵庫県尼崎市で開発した物流「LOGIFRONT(ロジフロント)尼崎Ⅳ」に新たな拠点「大阪物流センター」を設置したと発表した。今年12月に稼働を開始する。

オカムラが「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」を1棟借りすることは既に日鉄興和不動産が公表済み。「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」は鉄骨造の地上4階建て、延べ床面積は2万9435平方メートル。

オカムラグループは2050年のCO2排出実質ゼロに向け、30年度のCO2排出量削減目標を20年度比50%と設定している。

目標達成を確実にするため、「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」では日鉄興和不動産が太陽光発電事業者と連携し、自家消費型太陽光発電設備を導入する予定。太陽光で生み出した電力と合わせて、再生可能エネルギー由来の電力(トラッキング付きFIT 非化石証書の活用)を使用可能な「100%CO2フリー電力供給」を実現する。年間で約150トンのCO2排出を減らせると見込む。


「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」の外観(日鉄興和不動産提供)

(藤原秀行)

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