ラピュタロボ、AMRに続き自動フォークリフト実用化目指す

ラピュタロボ、AMRに続き自動フォークリフト実用化目指す

NEDO促進事業の交付先に決定

ラピュタロボティクスは12月17日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した2021年度「研究開発型スタートアップ支援事業/経済構造の転換に資するスタートアップの事業化促進事業(TRY)」の交付先に決定したと発表した。

ラピュタロボが提供する協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」は20年7月の商用化以降、大手物流企業の倉庫内で実稼働中。今年10月にはAMRを活用し出荷したピース数(出荷した商品のユニット数)が累計200万を突破するなど、利用がひろがっている。

今後はNEDOの支援を受け、AMRに加えて、自動運転フォークリフトの実用化に注力する方針。3Dセンサーを使った3Dマップの高品質化、認識システムのロバスト化(頑強なシステム構築)を進め、ロボットのナビゲーション機能と連携させて、高速で高精度な動作の実現を目指す。

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事