セイノー情報サービス、先進技術「BRAIS」活用した長崎のソリューション開発拠点が正式に事業開始

セイノー情報サービス、先進技術「BRAIS」活用した長崎のソリューション開発拠点が正式に事業開始

地元出身中心に活動、人手不足改善や生産性向上への貢献目指す

セイノー情報サービスは12月1日、長崎市内に開設した先進技術の「BRAIS(ブライス=Big Data、Robot、AI、IoT、Sharing Serviceの頭文字で構成))を物流現場で活用するためのソリューション開発拠点「長崎ラボ」で事業を正式に開始したと発表した。

深刻化している人手不足を改善させ、生産性向上を図り物流を持続可能なものにしていくことへの貢献を目指す。

同社はリソースのマッチングによる積載率向上、運賃が需給に応じて変動する「ダイナミックプライシング」による荷量の平準化、ロボットの活用による業務省人化などに取り組んでいる。そうした取り組みに不可欠なBRAISを生かした開発体制を強化するため、2020年4月に長崎市出島町で長崎ラボを開設した。

今年12月から常駐社員が着任、事業を本格的に始めた。今後は長崎県出身者を中心とした社員がBRAIS開発を行うのと並行して、同県内の教育機関や企業、自治体と連携し、社会課題の解決に向けた活動を推進する。

(藤原秀行)

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