パルマと開発の「Keep It」ブランド案件対象
シーアールイー(CRE)は12月17日、シンガポールに拠点を置く機関投資家と連携し、トランクルームやレンタル収納スペースなど“個人向け倉庫”の「セルフストレージ」に特化したファンドを組成したと発表した。投資家の詳細や資産規模などは開示していない。
CREと子会社で不動産証券化事業を手掛けるストラテジック・パートナーズは、東証マザーズ上場で収納スペースレンタルなどを担うパルマと組み、2018年から「Keep It(キーピット)」ブランドでセルフストレージを開発してきた。
シンガポール拠点の投資家が出資する特定目的会社(TMK)がKeep Itブランドの物件を取得。ストラテジック・パートナーズがアセットマネジメント業務を受託するとともに、この投資家と業務提携に関する覚書を締結済み。
今後もTMKへ開発物件を積極的に提供、運用のポートフォリオを拡大する計画。
(藤原秀行)