輸配送・入出庫の生産性向上貢献も目指す
トランコムとCBcloudは1月31日、資本・業務提携契約を締結したと発表した。
トランコムがCBcloud株式を同日付で約6.8億円分取得した。具体的な出資比率は開示していない。
両社間の協力関係を構築し、トランコムグループが展開する求貨求車サービスと、CBcloudが手掛ける荷物とトラックのマッチングサービスを組み合わせ、長距離から短距離、大型トラックから軽貨物・二輪まであらゆる輸送モードをカバーできる国内最大級の求貨求車プラットフォーム構築を図る。
併せて、トランコムグループが持つ物流施設の効率的な運営などのノウハウと、CBcloudの輸配送業務に関するデジタル化の技術を融合させ、荷主企業や物流事業者の多様な物流ニーズに応えられるようにする。輸配送や入出庫の効率化・生産性向上にも貢献していきたい考えだ。
トランコムは昨年7月にも、倉庫の空きスペースと荷物のマッチングサービスを担っているsoucoとの資本・業務提携を発表するなど、他の事業者との連携に注力している。
（藤原秀行）
