ANAHDや長崎大、そらやが参加、実装目指す
ANAホールディングス、五島市、そらや、長崎大学は2月9日、五島市の「令和3年度五島市ドローンi-Landプロジェクト離島間無人物流実証事業」の採択内容に基づき、離島におけるドローン配送物流サービスの実装に向け、2月9日~3月8日の間、福江港から久賀島、椛島の2島に向け、日用品と医薬品(処方箋医薬品など)をドローンで配送する実証実験を行うと発表した。
離島(五島列島)におけるドローン物流サービスの確立に向け、福江島内の小売店舗と調剤薬局から久賀島および椛島の島民への日用品サービス配送、ならびに処方箋医薬品などの配送を検証する。
使用機体・スーパー ダイキョーバリュー福江店
※以下、プレスリリースより引用
飛行区間
長崎県五島市福江港~
経路1:久賀診療所付近
経路2:伊福貴港(五島ふくえ漁協椛島支所西側)
使用機材諸元:マルチコプター型
・大きさ: 2.1 ×2.3 × 0.43
・搭載可能重量:4~5kg(バッテリー重量による)
・運用最大飛行速度:10m/s
各社の役割
・ANAHD:ドローンの遠隔運航・管理・教育。配送通知を含む配送管理システムの構築、本実証とりまとめ
・株式会社そらや:ドローンの運航主担当、地域住民、自治体及び港湾・漁港等の関係者との調整など
・五島市:検証対象となる地域及び関係者との調整など
・長崎大学:久賀診療所、福江薬局、オンライン服薬指導とドローンによる輸送に従事する医師・看護師・薬剤師の合意形成・意見調整
(画像はそらやなど提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)