常温・冷蔵食品の業務拡大に対応、今年12月竣工見込む
ビーイングホールディングス(HD)は2月14日、北陸と関東の両エリアで常温・冷蔵食品の物流業務拡大に対応するため、既存の物流センター2拠点を増築すると発表した。
対象は石川県白山市の「白山センター」と、群馬県前橋市の「北関東SCMセンター」。いずれも今年12月の竣工を見込む。投資総額は約16億2500万円の予定。
同社グループのビジネスモデル「運ばない物流」による温室効果ガス削減の取り組みの一環。消費地に在庫型センターを開設しメーカーから直接商品を受け入れることで物流拠点間の輸送を削減、サプライチェーンから排出される温室効果ガスを抑制する。
また、異なる温度帯(チルド、常温)の物流拠点を同敷地内に併設して配送効率を向上するほか、物流センターで使用する冷蔵・冷凍設備や空調設備の電気使用量を低減する省電力装置の取り付けについても検討している。
白山センター
所在地 | 石川県白山市徳光町2727-1 |
延べ床面積 | 3035.68㎡ |
投資総額 | 約751百万円(予定) |
資金計画 | 銀行借入(予定) |
温度帯 | 常温、冷蔵 |
着工 | 2022年4月(予定) |
竣工 | 2022年12月(予定) |
北関東SCMセンター
所在地 | 群馬県前橋市五代町1154-6 |
延べ床面積 | 3714.42㎡ |
投資総額 | 約874百万円(予定) |
資金計画 | 銀行借入(予定) |
温度帯 | 常温、冷蔵 |
着工 | 2022年4月(予定) |
竣工 | 2022年12月(予定) |
(ロジビズ・オンライン編集部)