産学連携で航空機の飛行軌道を最適化

産学連携で航空機の飛行軌道を最適化

NABLA Mobilityと東京大、Peach Aviationが共同研究

航空機業界の効率改善支援などを手掛けるスタートアップ企業のNABLA Mobilityは2月16日、東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻 土屋・伊藤研究室、格安航空会社(LCC)のPeach Aviation(ピーチ・アビエーション)と組み、産学連携で航空機運航の環境負荷低減を実現する取り組みを開始すると発表した。

世界的にカーボンニュートラルの潮流が強まる中、3者がそれぞれの強みを生かし、航空分野のCO2削減を後押しする。

具体的には、Peachの運航データなどを基に、東大航空 土屋・伊藤研究室の研究開発とNABLA Mobilityのデータ解析手法を駆使し、Peachが軸にしている関西国際空港を中心に、離陸から巡航を経て着陸に至るまで各区間における航空機の飛行軌道を最適化することを目指す。

NABLA Mobilityは、航空機業界の効率改善、地球全体の脱炭素に貢献するソリューションをAIや航空機運航に関わるあらゆるデータを活用して提供することを目指し、2021年4月に発足した。


Peachが2021年12月28日に日本で初めて導入したA321LR

(画像はNABLA Mobility提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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