小田急不動産、自社開発物流施設の第2弾が千葉・船橋で竣工

小田急不動産、自社開発物流施設の第2弾が千葉・船橋で竣工

1.9万㎡、受電設備屋上配置などBCP対策注力

小田急電鉄グループの不動産会社、小田急不動産は3月2日、自社開発としては第2弾となる物流施設「小田急不動産ロジスティクスセンター船橋」が千葉県船橋市で竣工したと発表した。

ボックス型で地上5階建て、延べ床面積は1万9243平方メートル。JR京葉線の南船橋駅から徒歩16分に位置し、労働力確保に強みがある立地。東関東自動車道の谷津船橋ICから約1.6キロメートル、京葉道路の花輪ICから約2.6キロメートル。

垂直搬送機を4機、荷物用エレベーターを2機備え、上階への荷物移動を効率的に実施できるよう配慮。屋上に受電設備を設置し、高潮や地震による地盤液状化など自然災害時のBCP対策にも注力している。

同社は2021年7月に物流施設の第2弾「小田急不動産ロジスティクスセンター印西」(千葉県印西市)が完成。今年8月には第3弾の「(仮称)小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」(愛知県一宮市)も竣工する予定。今年1月には福岡県志免町で第4弾となる開発用地を取得済み。


新施設の外観(小田急不動産プレスリリースより引用)

物件概要
物件名:小田急不動産ロジスティクスセンター船橋
所在地:千葉県船橋市浜町三丁目2番3号(住居表示)
交通:
JR京葉線「南船橋」駅 徒歩16分
東関東自動車道「谷津船橋」インターチェンジ 約1.6km
京葉道路「花輪」インターチェンジ 約2.6km
用途:準工業地域
敷地面積:6,314㎡(約1,909.98坪)
建物面積:19,243.30㎡(約5,821.09坪)
構造・規模:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造 地上5階建て
床荷重:1.5t/㎡
柱スパン:10m×10.2m
天井高:梁下有効5.5m
設備等:
荷物用エレベーター×2基
垂直搬送機×4基
想定同時接車台数 13台
設計・施工:大豊建設株式会社
建物監修者:さくらマネジメント株式会社
竣工:2022年2月28日

(藤原秀行)

物流施設/不動産カテゴリの最新記事