既存品改良、キャスター小型化で荷物詰める幅拡大
什器の設計・製造や物流機器のレンタル・販売などを手掛ける五常(千葉市)は3月8日、女性やシニアが働きやすい社会の実現を目指し、小型で軽量タイプの「天使のカゴ台車Light(ライト)」を同日から販売すると発表した。
物流現場に多く流通している一般規格のカゴ台車では、女性やシニアが使用した際、「前が見えなくて危ない」「重くて動かしづらい」といった課題があった。そこで同社は旧来製品の「天使のカゴ台車」で全高を低くし、荷物の運搬中も視界を遮ることなく安全に運搬できるよう配慮。小型にし、荷物を載せ過ぎないことで誰にでも使いやすくしている。
「天使のカゴ台車 Light」はさらに改良。本体フレームはアルミニウムを採用してさらに重量を減らし、より楽に運搬できるよう工夫した。また、両面折り畳み機能は維持しつつ、軽さを利用して女性1人で車両から荷下ろしできるようにしている。さらにキャスターを小さくして荷物を載せられる幅を拡大、より積み込みやすくなっている。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
天使のカゴ台車Lightの3つの特徴
《全高110cmで視界を遮ることなく、安全に運搬可能》
女性の平均身長158cmに比べ、天使のカゴ台車Lightは48cmも低い、わずか110cm。
荷物を高さいっぱいまで積んでも、視界を遮ることなく、安全に運べる。
《自重16kgと軽く、動かしやすい》
一般規格のカゴ台車37kgに比べて、21kgも軽い、自重16kg。
軽いからこそ、動かしやすく、疲れにくい。日々の働きやすさにつながる。
《両面折り畳み式で、車へ楽に積み込める》
通常のカゴ台車であれば、片面しかフレームを折り畳むことがでないが、天使のカゴ台車Lightは両面折り畳み式。コンパクトだからこそ、車高の低い車や軽自動車にも、女性1人で荷下ろしが可能。利用場所がさらに広がる。
(画像は五常提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)