国交省が16日にカンボジアでコールドチェーンのWS開催

国交省が16日にカンボジアでコールドチェーンのWS開催

 国土交通省は1月11日、日本の高品質な物流システムの国際展開を促進することを目的として、同16日にカンボジアの首都プノンペンで「日カンボジア物流政策対話及びコールドチェーンワークショップ」を開催すると発表した。

 アジア諸国の経済成長と競争力強化を背景に日本企業の海外展開が一層加速し、調達・生産・販売を適地で行うグローバルサプライチェーンの動きが深化している。日本の質の高い物流システムを海外展開することで日系産業の国際競争力を支援・強化。またアジア物流圏全体で物流の質を高めて経済成長に貢献することが必要となっている。

 国交省ではアジア各国と政府レベルでの政策対話を通じて日本の物流システムの海外展開に向けた環境整備を図っており、今回はカンボジア政府とコールドチェーン物流やグリーン物流などをトピックに政策対話、ワークショップ(WS)を開催する。

 参加予定者は日本側が国交省総合政策局国際物流課長、物流関連団体、カンボジア進出日系物流事業者、カンボジア進出日系商社、物流関連機器メーカー、カンボジア側がカンボジア公共事業運輸省、現地物流関連団体、現地物流事業者など。

 プログラム内容は物流政策対話が「日本の物流政策の体制と概要について」「カンボジア政府への物流改善要望について」「コールドチェーン物流とグリーン物流の促進について」、 WSでは「コールドチェーン物流の重要性について」「コールドチェーン物流サービスを支えるハードウェアの紹介」などを予定している。

(鳥羽俊一)

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