デジタコやアルコール検知器と連携しデータ管理など容易に
デンソーの100%子会社でデンソー製品販売などを手掛けるデンソーソリューションは6月1日、運航管理システム開発などを担うアネストシステム(熊本市)と連携し、運送事業者向けのグループウェア「Business Support System」を同日発売したと発表した。
運転者台帳、車両台帳、点呼記録簿、労務管理、遠隔での出退勤管理、車両収支管理、装備品管理、勤務管理などの各機能を保有。運送事業者が既に持っているデジタルタコグラフやアルコール検知器などと連携し、労務管理を効率化。各種帳票類のデータをクラウド化し、管理や情報共有の効率化を図る。
ドライブレコーダーで撮影した画像を解析、安全運転の指導をsぱおーとするほか、車両ごとの収支や装備品の管理なども容易になる。
2022年度に導入する物流事業者には、1ライセンスを無償で発行するとともに、運転者台帳や車両台帳の初回の台帳入力も無償で対応する。25年度に全国で1万社のユーザー獲得を目指す。
(デンソーソリューション提供)
(藤原秀行)