道路拡張など整備で大型車アクセス円滑化
ロジランドは6月20日、大阪府東大阪市で物流施設「LOGILAND東大阪」が竣工したと発表した。
地上4階建て、延床面積は1万6337平方メートル。SBSロジコムが1棟借りしている。
LOGILAND東大阪の外観(ロジランド提供)
阪神高速東大阪道の水走ICから約2.1キロメートルで、東大阪トラックターミナルにも近接。周辺には住宅地も多く、従業員の雇用に強みを持つ立地となっている。
従前の敷地は前面道路の幅員がやや狭く、出入口も1カ所のみのため、大型車の運用に懸念があった。物流施設開発に際し、行政との協議を重ね、出入口新設や道路拡幅などの整備を行い、幹線道路から大型車が円滑にアクセスできるようにした。
ロジランドは「昨今大きな問題となっている建設コストの上昇や用地の高騰に対して、独自の発想と工夫により賃料上昇を抑え、当初からのコンセプトの一つである、テナントに寄り添った使い勝手の良い物流施設を最適地・適正賃料で提供していく」と強調している。
「LOGILAND東大阪」物件概要
所在地:大阪府東大阪市布市町一丁目33番2、36番1
アクセス:阪神高速東大阪道「水走」I.Cより約2.1km
延床面積:16,337.56㎡(4,942.11 坪)
構造:RCS造
規模:地上4階建
竣工:2022年6月15日
(藤原秀行)