相模原は日本GLPの大規模案件活用、座間は東急不動産
アマゾンジャパンは、EC事業者らの物流業務を包括的にサポートするフルフィルメントサービス「フルフィルメント by Amazon(FBA)」の物流拠点を今夏以降、神奈川県内の2カ所で新たに稼働させる。
場所は相模原市と座間市で、いずれも大手デベロッパーが開発した先進的な物流施設を利用する。
公式には開示していないが、このうち相模原市の「相模原FC」は日本GLPが手掛けた延床面積10万平方メートル超の大規模物流施設「ALFALINK(アルファリンク)相模原3」を活用。1棟全体を使うもよう。
座間市は三菱地所が開発した約4.4万平方メートルの「ロジクロス座間小松原」を使用する。
一方、東京都府中市では、既存の「府中FC」を、東急不動産が同市内に建設した約11.4万平方メートルの「LOGI’Q(ロジック)狭山日高」に移転させるとみられる。埼玉県上尾市では、既に使っている野村不動産の約5.7万平方メートルの「Landport(ランドポート)上尾Ⅰ」で、利用面積をさらに広げる準備を進めているもよう。
(藤原秀行)