東洋建設、発祥の地・鳴尾浜で賃貸倉庫を自社開発

東洋建設、発祥の地・鳴尾浜で賃貸倉庫を自社開発

兵庫県西宮市、延べ床面積1万5500平方メートル

 海洋土木大手の東洋建設はこのほど、同社発祥の地、兵庫県西宮市の鳴尾浜で賃貸倉庫の開発に着手した。1月17日に建設地で地鎮祭を開催した。

 社有地に建設し、地上2階建て、延べ床面積は約1万5500平方メートルを計画。完成は2020年1月末を見込む。


倉庫の完成イメージ(東洋建設提供)※クリックで拡大

 大阪と神戸のほぼ中間に位置する鳴尾浜は交通の便も良く、物流のニーズが高いとみて、自社で開発を進め、賃貸事業に乗り出す。

 同社は1929年、兵庫県鳴尾村(現西宮市)の沖合を埋め立て、巨大な工業港を建設するために設立。埋め立て自体は76年に完了、87年には用地の一般分譲を終え、約半世紀を費やして当初目的を達成した。

(藤原秀行)

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