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【独自】soucoと企業投資のマーキュリア、物流業界変革支援でタッグ

【独自】soucoと企業投資のマーキュリア、物流業界変革支援でタッグ

ホワイトペーパー共同作成開始、第1弾は話題のフィジカルインターネットを解説

soucoとマーキュリアホールディングス傘下で企業投資を展開しているマーキュリアインベストメント(MIC)は、新たに物流業界の最新動向を分析した特別リポート(ホワイトペーパー)の作成を共同で開始した。第1弾は9月12日にsoucoのウェブサイトで公開。人手不足などの課題解決策として注目を集めている物流の新たな在り方の構想「フィジカルインターネット」にスポットを当てている。

生産性の低さなどが指摘され、ITへの投資も他の産業に比べて遅れ気味な物流業界のDX化を後押しするため、両社がタッグを組んで有益な情報を発信し、デジタル化への機運を高めていきたい考えだ。ホワイトペーパーはより多くの人に読んでもらうため、無償公開とする。


第1弾のホワイトペーパー(プレスリリースより引用)

soucoは空いた倉庫スペースの情報を登録した荷主企業や物流事業者で共有、必要に応じてすぐに使えるようにするシェアリングサービスを展開している。一方、MICは伊藤忠商事と共同で組成した不動産・物流業界特化型の投資ファンド「マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合(通称・BizTechファンド)」でAGV(無人搬送ロボット)メーカーに投資するなど、以前から物流業界の業務効率化・自動化促進に強い関心を寄せている。

両社の知見やリソースを組み合わせ、現状を分かりやすく説明するとともに、物流業界として進むべき方向を提案していきたい考えだ。今後はAIなどの先進技術活用といったテーマについてもホワイトペーパーを作成、定期的に公表することを視野に入れている。

第1弾のホワイトペーパーは、フィジカルインターネットについて「インターネットの基本的な設計概念を物流にも適用させようというもの」などと指摘。インターネットの特徴となっている、情報をパケットと呼ばれる形状で送信するやり方を応用し、「リアルタイムで利用可能な鉄道や貨物船、トラックなどの輸送方法と倉庫を組み合わせた配送ルートを瞬時に構築し、最適化されたルートで荷物を受け取り側に輸送すること」と解説している。

その上で、なぜフィジカルインターネットを実現すべきか、その背景を詳細に説明するとともに、実現する上で乗り越えなければならない高いハードルに言及。「特定の企業だけが得をするのではなく、1社でも多くの企業がフィジカルインターネットの実現によって実益を得られる、そんなWIN-WINな仕組みづくりが大きな課題として横たわっている」と総括、関係者に奮起を呼び掛けている。

(藤原秀行)

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