スクールと提携し人材育成カリキュラム作成など提案へ
人材サービス大手のパーソルホールディングスは2月7日、企業のドローン(小型無人機)活用促進支援に乗り出すと発表した。
グループのパーソルプロセス&テクノロジー(東京)が、安全運行の知識・技術などを教えるドローンスクールを展開しているドローン大学校(同)と業務提携。ドローンを使ったビジネスの創出や人材育成を総合的にサポートする。
空撮や農業、インフラ点検、物流といった多様な場面で利用したり、実用化を目指したりする動きが広がっているドローンの事業化ニーズを確実に捉え、人材育成などの面で応えていきたい考え。
既にドローンを活用したサービスを提供している企業には、自社内での人材育成のカリキュラム作成などを提案。併せて、ドローンに関心がある個人や企業向けにも、操縦に加えて業務で使えるAI(人工知能)やセキュリティー、撮影したデータの著作権といった専門性の高い知識を教える研修を開催する。
修了した個人には、パーソルグループの転職支援サービスを通じ、ドローン事業を展開している企業の求人を紹介、就業を後押しする。
(藤原秀行)